下剋上エクスタシー@石川厚生年金会館(4/20)

林檎中毒中年同盟翼賛会極北支部さんの簡略ライブレポート

2000年4月20日(木)石川厚生年金会館
下克上エクスタシー ライブ簡略レポート
レポ作成者=林檎中毒中年同盟翼賛会極北支部

SEは宇多田ヒカル、ブランキー、ミッシェル・ガン・エレファント等がかかっておりました。
お友達関係。

1発目からSSの名曲。
「好きな〜物や〜人が〜多すぎて〜」
ウオーッいきなり登場。小柄なのを感じさせない声量。

始まりから20分ほどは
PAの調整関係か何か分かりませんが
音が少しだけ控えぎみに思えました。

4曲目あたり以降から
林檎さんの声の響きの伸び
あのハイトーンがツヤツヤになって、
ホール全体に響きわたるのは、
それはそれは見事なもので、
「罪と罰」なんかは
=ヤマタノオロチが暴れ回っている=
とでも形容するしかないくらいの
喉のマワしっぷりでした。スゲー。

私は前列から15列目右端。モロ亀田さんサイド。
ファンクラブ先行でとった知人が3列目なのを羨ましかったのですが、
結果として亀田さんをジックリ見ることができたので満足してます。
CDのSS全体であれほどハデハデベースだったのに、下克上ライブではぐっと押さえて
決してボーカルを壊さないベースに徹しているように思えました。
(ここは見る人によって逆の感想を持つかも。ここ2週間ほどSLSのビデオを10回以上見たからか?)
しかし、モヒカン健在、格好良すぎる亀田師匠。

ギプス唄いはじめたら、自分が泣くんじゃないかと思ってましたが、泣きませんでした。
しみじみ〜とあっさり聞けた。美声中の美声。
林檎さんのシルエットがかなり大きく壁に映る。

全曲が名曲なので、あっという間に終了。

家にかえって一晩たって翌日からの方が
ドワーと内面に来たという感じ。

ビートルズかジミヘンか’69クリムゾンを
見るような気持ちで見てました。
これで、4,500円って信じられませんね。

(余談)
連れの女性(決して恋人ではない)が
罪罰メイクをしてきて、ギブスチックなプラウスを着てくれたんです。
「やりすぎでないコスプレ」なんでしょうが、彼女も林檎さん並の美貌の持ち主なもんで、
変な話なんですが、唄いまくる30m前の林檎さんのお顔に、その連れの娘の罪罰メイクの
イメージを被せながら鑑賞してしまった。
林檎さんを林檎さんとして味わえなかったような変な感じ。

しかし、前列3列目の知人いわく、林檎さんも
眉ほとんど無く、目張りくっきりで、
罪罰メイクに近かったとかを後日聴いて安心しました。
イメージだぶらせてもOKだったということで。

「罪と罰」・・・ヘヴィなタイトルです。

「最高」・・・・この言葉でしか、林檎さんを形容することが
できません。

「下剋上エクスタシー」4月20日石川厚生年金会館/曲順
月に負け犬
警告
君ノ瞳ニ恋シテル
本能
<MC1>
虚言症
積木遊び
あおぞら(悦楽編)
ギブス
<MC2>
ギャンブル
やっつけ仕事
弁解ドビュッシー
ここでキスして
アイデンティティ
幸福論(先行編〜メンバー紹介〜悦楽編)
罪と罰
歌舞伎町の女王
浴室
依存症
シドと白昼夢
病床パブリック

〜アンコール〜
同じ夜
丸の内サディスティック


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