下剋上エクスタシー@渋谷公会堂追加公演(5/3)

numakさんのライブレポート

5月3日(祝)渋谷公会堂

薄日が差す雲行きの中、渋谷駅から、チケットを譲ってくださいのプラカードを持った人を横目に、渋谷公会堂に向かった。
入り口付近は、ダフ屋の怖いお兄さんたちが、いっぱいいて、ちょっとびびる。
会場前の歩道には、偽グッズを売る店がいっぱいあって、ちょっと触手が動いたが、
でも、雑誌からのものがほとんどだったんで、結局は手を出さなかった。
開場30分前についたのだが、看護婦さんの格好の人もいたが、
意外に、自分も含めて、派手な格好をしてきている人は少なかった。
ピンク色のシャツでも、着てくればよかったなあ、とちょっと後悔する。
開場後は混むというので、グッズの販売を事前にしていて、ツアーパンフを手に入れる。
下剋上の紙袋に入れてもらって、それもなんだかうれしかった。
そして、開場が近づき、列をつくって、いよいよ会場に入る。
入り口では、アンケートとツアーグッズの通販の案内、
ファンクラブの入会案内、ピンテープ(懐かしい)
SSの案内、SR/TR(性的ヒーリング其ノ弐/少女ロボット)パンフを受け取る。
2階席だったが、前の方だったので、思いの外、ステージが近くて
よろこぶ。こんなに小さい会場は、自分の高校の学園祭以来だったので、
生姫が肉眼でみれるんだろうなと思って、わくわくする。
会場内には、ブランキーが流れていて、なんだか、気持ちが高揚してくる。
まだ、開演まで、時間があったので、アンケートにまじめに答える。
心元、親元、味の素の3段責めに悶絶してしまう。
移動時間に姫やサポートメンバーの方が読まれるという話を聞いたので、
笑ってもらえるといいなと思いながら書きおえる。

開演したのは、おそらく、予定より20分くらい遅れてだったと思う。
「好きな人やものが・・・」と月に負け犬から始まった。
感激して、涙がでてきてしまう。
やっぱり、姫はすごい、圧倒されてしまう。
曲順はしっかり覚えてないので、順不同で、
印象に残ったものをコメントできるだけ、書きます。
(おそらく他の地方公演と同じ曲順だと思います。)

「積木遊び」
意外に、周りでしくじった音頭を踊っている人が少なかったが、
しっかり、PVで予習してきたので、がんばって踊る。
生の姫の踊りはかっこよかった。
間奏にやった突き(少林寺風?モーニング娘風?)もなかなかです。

「あおぞら(悦楽編)」
これはぜひ、CD化してほしい。
何か、幸福論(悦楽編)ほど、ハードではないものの、
かっこよく、ロック風になっていた。

「ギャンブル」
「やっつけ仕事」
未発表曲の2曲。
ギャンブルはミディアムテンポ、やっつけ仕事は、アップテンポの曲。
歌詞があんまりちゃんと聞き取れなかったが、自分は、ギャンブルの方が気に入った。

「アイデンティティ」
「病床パブリック」
ライブで聴きたかった曲。会場でも、飛び跳ねる人続出、
自分もまけずに、手をふりあげて飛び跳ねる。

「幸福論(先行編〜メンバー紹介〜悦楽編)」
おや、ひょっとして、シングル版かなと思ったら、
メンバー紹介がはじまる。
亀田さんのところで、やはり「師匠」や「亀ちゃん」コール
が起こる。他のメンバーのところでは、あんまり呼びかけが
少なかったような気がする。「村ちーん」と叫んでみたが、
周りで続く人がいなかったのがさびしかった。

「浴室」
打ち込み系じゃない浴室もよかった。
何か、BPMが早かった気がしました。

「依存症」
例の言葉が入ったバージョンでしたけど、
おぉ、そうかと、ちょっと驚く。
入っていてもいなくても、いい曲だなあとしみじみする。

「罪と罰」
心にしみますね。
PVでも魂を揺さぶられましたけど、
生声だと、ものすごく心に響きますね。


アンコールは、最初、手拍子がばらばらに起こっていたが、
最後は、なぜか、日本チャチャチャ風に、
林檎 シャシャシャン、林檎 シャシャシャンという風に
一体になったのがとても楽しかった。

「同じ夜」
生で聞けてとてもよかった。自分がMMで一番に気に入ってる
曲だったので、なんだか、また、目が潤んでくる。
ここまで、10数曲を歌っているのに、
姫の声は、かすれることなく、すごく伝わってくる。
さすがだ。

「丸の内サディスティック」
生巻き舌炸裂、すごくかっこいい。
この曲がラストだったせいで、なんだか、足取り軽く、
会場を後にできました。

セットは、手術室風で、姫の衣装は、朝日新聞に載っていたのと
同じ白いドレスだった。でも、ドレスが真っ赤に染まる演出はなかったように
思える。時々、曲によって、看護婦が出てきて、姫の写真を撮ろうとしていた。
また、マイクケーブルをさばくスタッフも手術着ですごく凝っていた。
でも、時々、ケーブルさばきに手こずっているところが気になった。
全部曲が終わって、心電図風のものが止まり、マイクの前に、花が
そなえられ、すごく凝ってるなあと思う。あと、終了後のステージの明かりが
まさに「本能」のPVと同じ色だと思った。

あとは、姫と会場のやりとりで印象に残っているものを書きます。
対話1
車から見て、今日は人が多いので、なんでだろうって、
マネージャーに聞いたら、GWだよって、教えてもらったんです。

対話2
「開演前に、ブランキーを流してまして。」と姫。
会場から「浅井さんかっこいい」とか
「ブランキーかっこいい」という言葉が飛ぶ。
姫も「私もそう思う」と言って、
その後も、また「浅井さんかっこいい」という声が飛ぶと、
そういうのはブランキーのコンサートで言うようにと、
姫が発言して、会場は笑いに包まれた。

対話3
会場の外にグッズの屋台が出てるらしくて、
みなさん買わないようにと、姫が発言。
ああいうのはコバンザメみたいだなあというようなことを話す。
俺、買っちゃったっていう声が会場から聞かれた。
でも、灰皿がいいって聞いたんだけど、姫が話されて
また笑いが起こる。

対話4
「りんご」とか「りんごかわいい」とか、「姫」とか
「師匠」など、曲間に、会場が呼びかける。
そのなかで、1階席の男性の「かわいい〜」(サリーちゃんのよしこちゃん風?)を姫が気に入ったようで、
もう一回と、何回かおねだりをする。

対話5
「姫、休まないで」という発言が、2階席から、2、3回あったが、姫が、「なんて?」と聞き返したが、
結局伝わらなかった。
改名がらみの話は5月3日ではなかったです。


推定21曲を2時間あまりで、歌いきった姫。
生で聞けてとても感激しました。
何か、終わった後、すごくしあわせな気持ちになりました。
今回は、どちらかというと、ロック調なものが多くて、
静かな曲は少なかったですが、それでも大満足でした。
ぜひ、また行きたいです。ただ、今回のような幸運がまた
訪れるかですが・・・

とりとめもなく書いてしまいましたが、
ここまでよんでくださった方、ありがとうございました。


「下剋上エクスタシー」5月3日
渋谷公会堂追加公演/曲順
月に負け犬
警告
君ノ瞳ニ恋シテル
本能
<MC1>
虚言症
積木遊び
あおぞら(悦楽編)
ギブス
<MC2>
ギャンブル
やっつけ仕事
弁解ドビュッシー
ここでキスして
アイデンティティ
幸福論(先攻編〜メンバー紹介〜悦楽編)
<MC3>
罪と罰
歌舞伎町の女王
浴室
依存症
シドと白昼夢
病床パブリック

〜アンコール〜
同じ夜
丸の内サディスティック


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