下剋上エクスタシー@渋谷公会堂追加公演(5/3)

ノリさんのライブレポート

文才のない私ですが、あの時味わった感動を一人でも多くの人に伝えたいと思い、
今回ライブレポートなるものを書かせていただきました。
できるだけあの日にあったこと、思ったことを忠実に再現したつもりです。

中にはわけのわからない事が書いてあるかもしれませんが、よろしかったらお読み下さい。
其れではどうぞ!!

5月3日、天気はかなり良い。気温も高くTシャツ一枚で出かけられそう。
私はこの日風邪をひいていたのだが、起きたときからテンション高めで問題なし。
我慢できずにSSを聴いてしまう。時間がたつにつれテンションも上がる。ボリュームも上がる。
休日なのにいい近所迷惑だ。
そうしているうちに家を出発。途中コンビニで栄養剤を購入、そして飲む。さらにテンションが上がる。
かなりやばめ、渋谷に行く前に逝ってしまうんではないかと思った。
渋谷に5時位に着く。休日だからといって家でのんびりしすぎた。
GW初日というだけあって渋谷は多くの人でごった返している。
時間があまりないので渋谷公会堂へと真っ直ぐ向かう。
渋公近く、ダフ屋がわんさかいる。ウザい。まがい物屋も5〜6件でていた。
渋公に着いたのが5時15分位、すでに開場を待つ列ができている。
まわりには「チケット売って下さい」と書いた紙を持つ人達が大勢いた。なかには小、中学生の姿も見える。
わたしは軽くうろうろした後その列に並ぶ。
並んでいる途中、私の着ていた「シンナーズ」のTシャツについてファンの人に質問された。
並んでいる間暇だったので人間ウオッチングをしてみるといろんな人種がいた。
エゴイスト系のギャル(会場の中では見かけなかった)、ヤンキー風のお兄さん、普通のおじさん、おばさん、etc・・・あと年代も幅広かったです。
そして開場、チケットをもぎってもらい、チラシをもらって、いざ入場。
グッズ売場にはすでに長蛇の列、黒のTシャツのMサイズは開場前に売り切れてしまった模様。
NHKホールで売っていた「シンナーズ」Tシャツは見かけず。
とりあえず席を確認しに行く。
二階の後方の左端だったが、渋公自体そんなに広くないのでとりあえず見られる。
ライブ中さすがに姫の顔を肉眼では確認できず。(そのへんはオペラグラスでカバー)
ステージは白い幕が掛かっており、中の様子はうかがえず。
予想どおり開演時間の6時になっても始まらない。グッズ売場にはまだ列ができてるし。
はじまったのが約6時15分位だった。

客電が落ち会場の人々が一斉に立ち上がる。
白い幕に姫のシルエットが浮かび出す。
そして「好きな人や物が・・・」と歌い始める。
そしてバンドの演奏と共にアシスタントの看護婦の手によって一斉に幕がに開く。
この間に客席から歓声が起こる。
ステージは手術室をイメエヂしているよう・・・・・・・・・・。色でいうと真っ白です。
後ろには心電図のモニターのでかいヤツも。照明も手術室のライトをでっかくしたヤツがありました。
この日の姫の衣装は真っ白のロングドレス、腕の袖が異様に長い。遠くから見ると貞子のよう。(失礼)
生地は包帯の様なものに見えました。NHKのような血は付いていませんでした。
ギターは姫が表紙を飾った「ぴあ」の中で持っていたギターと同じものでせう。


「月に負け犬」一発目。
歌い出しの所で鳥肌が立つ。姫の歌がうまい事にあらためて気づかされる。

「警告」ライトが赤一色になりまわり出す。(救急車のランプをイメエヂしてもらえばいいと思ふ)
後ろの心電図も真っ赤に変わる。
テンポ早め、ギターの音が鳴り響く。かなり気持ちいい。ライブで聴くと最高にいい。
あいかわらずすさまじい巻き舌。CDの5割増しくらいで。私は早くも首を振りまくり。

「君ノ瞳ニ恋シテル」
ほぼCDと同じ。私はサビの所が好きです。これまた心地よい。
 
「本能」
イントロ少し長め。照明が一気に点く。最初の所で拡声器を使用。
歌い出し前のタタンタン♪の所はPVと同じように腕を振っていた。
この曲で一気に開場が沸く。私もさらにヒートアップ。
「せかしてよ〜」の所はMステ同じようにためていました。


MC
「どうも、こんばんは。なぜ、今日は、渋公前にこんなに人が多いのか疑問に思ってマネジャーに聴いたら、・・・ゴールデンウィークだからだそうです・・・もう5月なんですね・・・・(笑)」そして「次っ!」といい終了。


「虚言症」
すごい良い曲。言葉が胸に突き刺さるよう。
サビの「あ〜あ〜」の所が大好きです。これも鳥肌もん。
 
「積み木遊び」
しくじった音頭でおなじみのこの曲、実際ライブではもう少し振りが付いているのである。
歌前のダンダン♪の所で左右の腕を上に交互に振る。メロ前のダンダンダン♪では正拳突き中段三連発。
「ののしる汝〜」の所では横に腕と共に腰を出す(わかりにくくてごめん)を2回、左右交互にやりました。
「I really really do」の所では「変なおじさん」の様な動きで腕を大きく揺らしていました。
姫はノリノリで踊っていました。もちろん私も。(笑)

「あおぞら」
俗にいう悦楽編になってました。学舎で聴いてまた聴きたいと思った一曲。
学舎の時とは違い拡声器は使っていませんでした。
で、この曲がまた気持ちいいんだわ。爽快、爽快。
途中の「ギタ〜」って声がまた可愛いんだわ。
そして絶叫。これがまたいいんだ。あのお顔であんな声出すんだからねぇ。
 
「ギブス」
いうことなし。泣きました。

MC
男性の「かわいい〜」の声に「誰!?もう一回言って」「すごい!もう一回」「もう一回」「もう一回」「すご〜い」とおっしゃってました。
場内大爆笑!!
そりゃホントに可愛いもんねぇ・・・
次に「ところで、なんちゃってグッツは買わないでくださいね」
すると「すみません!灰皿買っちゃいました!!」との声が。またもや場内大爆笑!!
そして「でも、灰皿いいよね。」と、返していました。
「でも絶対に買っちゃダメだよ、あんまり。」ともおっしゃいました。一体どっちなんだか・・・(笑)
そして新曲紹介。
「このツアーのために新しい曲を持ってきました」といい新曲ヘ。
 

「ギャンブル」
スロウな曲です。割とヘビーな感じです。

「やっつけ仕事」
アップテンポでノリがイイ曲でした。
新曲は2曲ともいい感じです。当たり前ですが・・・

「弁解ドビュッシー」
CDでは聞き取りづらかった姫の声が聞け、歌詞を存分に味わうことができた。
「弁解ドビュッシー」が終わるといったんステージが真っ暗になり数十秒の静寂が。
その間に姫への声援が飛ぶ。そして次の瞬間、私は異空間へ吹っ飛ばされる様な衝撃をくらった。

「I'll never be able・・・」

そう姫が歌い出すと会場の時が一瞬止まった様に感じた。
「ここでキスして」
最初から鳥肌が立ちっぱなし。私は踊りまくって汗をかきまくっていたはずなのに、鳥肌がずっと立ちっぱなしという
不思議な感触に包まれました。其れが妙に気持ちよかったり。
この曲が私と姫の出会いの曲ということもあり、私の中で浮いた存在になっている。
何回聴いてもドキドキする。


「アイデンティティ」
ライブで聴くのを楽しみにしていた曲。
ドラムがズシズシと体中に響く。
やっぱ、こういう曲はライブで聴くといいねぇ〜

「幸福論(先攻編〜メンバー紹介〜悦楽編)」
通常版幸福論の歌い出しの所からメンバー紹介、そして悦楽編へ、もちろん拡声器使用。
ステージを動きまくる姫。
この曲を一番楽しみにしてたんだよね〜 「やっぱ拡声器でしょ」みたいな。
私は踊りまくりの首振りまくり、席から何回も落ちそうになりました。
はたから見ると只の危ない人でせう。(笑)

MC
開場前のBGMでブランキー・ジェット・シティの「ピンクの赤豚」を使っていて、それが好きということ
を話していました。そのあとベンジーについても話していました。

「罪と罰」
さきほどのMCで「もしや?」と思いましたが、さすがに浅井さんは出てきませんでした。
この曲での姫の歌いっぷりは見事でした。なんかすさまじい情念を感じるというか。
途中でマイクスタンドを倒してましたし。

「歌舞伎町の女王」
忘れた頃にやってくる女王様。(笑)
なんかいつもこの曲に不意を突かれるんだよな〜
もちろん口笛を吹いてくれました。

「浴室」
アルバムのピコピコした打ち込みなくなっていました。あれを楽しみにしてたんだが・・・
それでもアレンジが格好良かったのでノリノリで踊れましたけど。


「依存症」
この曲はアルバムのラストを飾るにふさわしい曲ですよね。
なんかしみじみするというか・・ちょっと言葉で表せませんね。
「ここキス」とは違った鳥肌が立ちました。
例の「  」の所はちゃんと歌ってくれました。

「シドと白昼夢」
この曲はライブで聴いて好きになったんですよね。
なんて思ってたら。あら!?ボサノバ風になってるじゃない!!
でもこれが最高にいい!!海を感じさせる青い照明と合わさって気分は南国。
でもサビは本来のアレンジで激しく歌ってました。これがいいんだよね!!
ボサノバで気持ちよくなって、サビの所で逝っちゃいました。もうホントに壊れましたって感じですかね。
是非このアレンジでCD出してくれんかなぁ。(強く希望)

「病床パブリック」
これもライブで聴くとかっこいい、というライブ向けの曲ですね。
後ろの心電図も再び赤くなり、心拍数も速くなってました。
「もうどうなってもいい」という位に踊りました。
「Y染色・・」の所で手を「Y」ってやりたかったのは私だけ!?

曲が終わると姫がメンバーと共に退場。

会場からアンコールの拍手が起こる。「もう一発」コールをしたかったが声が出ず。
途中他から「もう一発」コールが出るが長く続かず。
その後「林檎、チャチャチャ」コールが起こる。
そうしている間に再び姫が登場。
  「アンコールありがとう」   アンコール

「同じ夜」
最初はピアノだけの演奏で、その後バンドも入っていきました。
この曲だけはどうしようもなかったです。ただただ聴くしかないって感じで・・・
姫の歌声がホントに素晴らしかったです。ホント太刀打ちできないわぁ・・・


「丸の内サディスティック」
イントロなしでいきなり始まりました。
きたっ!きた〜!!て感じです。この曲大好きです♪
姫はマイクを持ってステージを動きまくってくれるし。もう最高!!
最後にふさわしく姫も会場の人達もノリノリでした。
姫の横にスライドする動きも健在でした。
曲が終わると姫は何も言わずにステージを去っていきました。
その後、心電図の心拍数と心拍音が徐々に遅くなってゆき、
最後は「ピー」という音と共に心電図が止まりました。
その後、緑色の手術着を着た男性が、ステージ中央の姫が歌っていたマイクの前に台と
その上に花を置き一礼した後、ステージの幕が静かに閉まりました。

<感想>
ホント最高でしたよ。席が遠くても十分楽しめます。ただこれ以上大きい所でやって欲しくないです。
欲をいえば、もっと小さな所で人をパンパンに詰めてやって欲しいです。
あと、一つ気になったのが観客のノリです。一回も拍手しないやつとかがいるのには驚きました。
それも一人じゃなく結構いました。納得いかんな〜 みんなチケット手に入らなくて泣いているというのに。
ライブ自体は本当によかったです。私が今まで見た中でも最高にいいです。売れすぎてこんなになったのか・・
此処に来ている人はそんなことはないとは思うんですけど。
しかしホントにいいものを見られました。姫に感謝!!点滴を打ってまでツアーを続けて下さってるなんて・・
ホント体だけには気をつけてもらいたいです。みなさんもね。
其れでは姫とみなさんにとって幸せな時がきますように。


「下剋上エクスタシー」5月3日
渋谷公会堂追加公演/曲順
月に負け犬
警告
君ノ瞳ニ恋シテル
本能
<MC1>
虚言症
積木遊び
あおぞら(悦楽編)
ギブス
<MC2>
ギャンブル
やっつけ仕事
弁解ドビュッシー
ここでキスして
アイデンティティ
幸福論(先攻編〜メンバー紹介〜悦楽編)
<MC3>
罪と罰
歌舞伎町の女王
浴室
依存症
シドと白昼夢
病床パブリック

〜アンコール〜
同じ夜
丸の内サディスティック


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